記載はされるが…
離婚をすると、戸籍の移動のない筆頭者側の戸籍、離婚で除籍された側の戸籍にも
離婚の記載がされます。
転籍すると離婚歴が消える!
離婚をすると、夫、妻両者ともの戸籍に離婚の記載がされるとお話ししましたが、
この離婚歴が戸籍から消える場合があります。
離婚した後、転籍等で新たに戸籍が作られた場合、離婚の事実は記載されません。
たとえば、
・離婚後、他の市町村へ転籍した場合
・妻が親の戸籍に復籍後、新たに自身が筆頭者の新戸籍を編製した場合
などです。
離婚した直後の戸籍には離婚歴が記載されますが、その後の転籍・分籍 など
新たな戸籍が作成されると、その記載は消えてしまいます。
100%消すことはできません
先ほど転籍・分籍することで離婚歴の記載を消すことができるとお話ししましたが、
その履歴をすべて消してしまうことはできません。
婚姻時の戸籍は除籍謄本となって、その記載が残り続けます。